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システム構成要素

ロードバランサ(負荷分散装置)に関する記述として、適切なものはどれか。

ア.ロードバランサは1台のサーバの処理能力を向上させる装置であり、スケールアップを実現する。
イ.ロードバランサは複数のサーバへリクエストを分散することで、システム全体のスループット向上と単一障害点の排除に貢献する。正解
ウ.セッション維持(スティッキーセッション)は、毎回異なるサーバにリクエストを送ることで負荷を均等化する機能である。
エ.ロードバランサを導入すると、バックエンドサーバの台数を増やしてもスループットは一定のままである。

解説

ロードバランサは「複数レジが並んだスーパーの案内係」。お客さん(リクエスト)が来たら空いているレジ(サーバ)に誘導します。1つのレジが故障しても他のレジが動いているので閉店しません。

なぜ イ が正解か

ロードバランサはDNSラウンドロビンや専用ハードウェア/ソフトウェア(HAProxy・AWS ALB等)でリクエストを複数のバックエンドサーバに分散します。これにより①水平スケーリング(サーバ追加で性能向上)、②高可用性(1台ダウンしても他が続行)、③ヘルスチェック(障害サーバへの自動切り離し)を実現します。

なぜ ア は間違いか

ロードバランサは1台のサーバを強化するのではなく、複数サーバに仕事を分散します。1台を強化するのはスケールアップ(垂直スケーリング)であり、ロードバランサが実現するのはスケールアウト(水平スケーリング)です。

なぜ ウ は間違いか

スティッキーセッション(セッションアフィニティ)は、同じクライアントからのリクエストを常に同じサーバに送る機能です。ショッピングカートのようにセッション情報をサーバがローカルに持つ場合に必要で、「毎回異なるサーバに送る」の逆の動作です。

なぜ エ は間違いか

ロードバランサを介してバックエンドサーバを増やすと、スループットは(理論上)サーバ台数に比例して増加します。「スループットが一定のまま」はスケールアウトの意味をなさず、ロードバランサ導入の主なメリットを否定しています。

出典: AI生成問題(学習用)