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ネットワークネットワーク実践

HTTP/2がHTTP/1.1と比較して大きく改善した点として、最も適切なものはどれか。

ア.HTTPSによる暗号化通信を初めて標準化し、HTTP/1.1では平文通信しかできなかった問題を解決した。
イ.1つのTCP接続で複数のリクエスト・レスポンスを並行して多重化送信できるようになり、HTTPレベルのHead-of-Line Blockingを改善した(TCPレベルのHOL BlockingはHTTP/3で解消)。正解
ウ.URLの長さ制限を撤廃し、より複雑なAPIエンドポイントを扱えるようになった。
エ.GET・POST・PUT・DELETEに加え、PATCHメソッドが新たに追加された。

解説

HTTP/1.1の通信は「1レーンの道路」。HTTP/2は「複数車線の高速道路」で、何台もの車(リクエスト)が同時に走れます。渋滞の根本を解消した大改革です。

なぜ イ が正解か

イが正解。HTTP/1.1では1つのTCPコネクションで同時に1つのリクエスト・レスポンスしか処理できず(Keep-Aliveでコネクション再利用は可能だが直列)、1つが詰まると後続が待たされるHTTPレベルのHead-of-Line Blockingが問題だった。HTTP/2は1つのTCP接続内でストリームという概念で複数のリクエスト・レスポンスを多重化(multiplexing)し、HTTPレベルのHOL Blockingを改善。ただしTCPレベルのHOL Blockingは残存し、これを根本解消したのはUDP/QUICベースのHTTP/3。ヘッダー圧縮(HPACK)やサーバープッシュも追加された。

なぜ ア は間違いか

HTTP/1.1でもTLSと組み合わせたHTTPS通信は可能。HTTPSはHTTPのバージョンとは独立した暗号化レイヤー。HTTP/2は暗号化の導入ではなく、転送効率の大幅改善が主目的。

なぜ ウ は間違いか

URLの長さ制限はHTTPプロトコル仕様では定義されておらず、HTTP/2がURLの長さ制限を撤廃したという記述は事実ではない。URLの長さはサーバーやブラウザの実装依存。

なぜ エ は間違いか

PATCHメソッドはHTTP/2ではなくRFC 5789(2010年)で定義されており、HTTP/1.1でも使用できる。HTTP/2はメソッド体系を変更したのではなく、トランスポート層の効率化に注力した。

出典: AI生成問題(学習用)