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ネットワーク

NAPTに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア.プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを1対1で対応付けて変換する技術であり、同時接続できる端末数はグローバルIPアドレスの数と等しい。
イ.一つのグローバルIPアドレスとトランスポート層のポート番号を組み合わせることで、複数のプライベートIPアドレスを持つ端末が同時にインターネット通信を行える技術である。正解
ウ.送信元のMACアドレスをIPアドレスに変換する技術であり、OSI参照モデルのデータリンク層で動作する。
エ.VPNトンネリングを用いてプライベートIPアドレスのパケットを暗号化し、インターネット上で安全に通信するための技術である。

解説

NAPTは「マンション1棟に玄関(グローバルIP)が1つしかないけど、部屋番号(ポート番号)で住民(端末)を区別する」仕組みです。住民全員が同じ玄関を使いながら、宅配便は正しい部屋に届けられます。

なぜ イ が正解か

イが正解です。NAPTはNetwork Address Port Translationの略で、グローバルIPアドレス1つにポート番号を組み合わせることで、複数の端末が同時にインターネットへ接続できます。ルータは通信ごとに「プライベートIP+ポート」⇔「グローバルIP+変換後ポート」の対応表(NAPTテーブル)を管理し、戻りパケットを正しい端末へ振り分けます。IPv4アドレス枯渇問題の実質的な延命策として、現代のほぼすべての家庭用ルータで使われています。

なぜ ア は間違いか

これはNAPTではなく「静的NAT」の説明です。アドレスを1対1で変換するため、グローバルIPが10個なければ10台しか同時接続できません。NAPTはポート番号も使うことで、グローバルIP1つで数万台規模の接続を実現しています。

なぜ ウ は間違いか

MACアドレスとIPアドレスを対応付けるのはARP(Address Resolution Protocol)の役割です。NAPTはネットワーク層のIPアドレスとトランスポート層のポート番号を扱う技術であり、データリンク層のMACアドレスとは無関係です。

なぜ エ は間違いか

これはVPN(特にIPsec-VPN)の説明です。NAPTは暗号化機能をまったく持ちません。「アドレスを変換する」ことと「通信を暗号化する」ことは別の技術です。家庭用ルータがNAPTとVPNを両方実装していることもありますが、NAPTそのものの機能に暗号化は含まれません。

出典: AI生成問題(学習用)