メインコンテンツへ
セキュリティセキュリティ実践

TPM(Trusted Platform Module)の主な機能として、最も適切なものはどれか。

ア.マザーボードに組み込まれた専用チップが暗号鍵の生成・安全な保管、プラットフォームの完全性検証を行い、ハードウェアレベルでセキュリティを提供する。正解
イ.OSのカーネルを保護するためにメモリアクセス制御を行い、バッファオーバーフロー攻撃を防止するソフトウェアモジュール。
ウ.ネットワーク通信を監視し、信頼できないIPアドレスからのアクセスを自動的にブロックするプログラム。
エ.ユーザーの生体情報をクラウドサーバーに暗号化して送信し、認証サーバーが照合を行う仕組み。

解説

TPMはPCの基板に直接溶接された「金庫番チップ」。ソフトウェアに頼らず、物理的なハードウェアで鍵を守り「このPCは起動時から改ざんされていない」を証明します。

なぜ ア が正解か

アが正解。TPMはマザーボードに物理的に実装されたセキュリティチップ(ISO/IEC 11889規格)。主な機能:①暗号鍵の生成と安全な保管(鍵がTPMの外に出ない)②プラットフォーム測定(ブートプロセスの各段階のハッシュを記録し完全性を検証)③BitLockerなどのディスク暗号化の鍵管理。ソフトウェアで実現できないハードウェアレベルの信頼の根拠(root of trust)を提供する。

なぜ イ は間違いか

カーネル保護のメモリアクセス制御はNX/XDビット(No Execute)やASLR(Address Space Layout Randomization)などのOS・CPUの機能。TPMはソフトウェアモジュールではなく物理ハードウェアチップであり、メモリ保護ではなく鍵管理と完全性検証が主機能。

なぜ ウ は間違いか

IPアドレスベースのアクセスブロックはファイアウォールの機能。TPMはネットワーク通信とは無関係で、コンピュータ本体のセキュリティ基盤(暗号鍵保管・ブート検証)を担う。

なぜ エ は間違いか

生体情報をクラウドに送信して照合するのはリモート生体認証サービスの仕組み。TPMはクラウド連携ではなくデバイスローカルでの暗号鍵保管と完全性検証が目的であり、生体情報の処理は主な機能ではない。

出典: AI生成問題(学習用)