メインコンテンツへ
開発技術開発・運用実践

SRE(Site Reliability Engineering)においてSLI・SLO・SLAを正しく説明した組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

ア.SLA:サービスの信頼性を測定する具体的な指標、SLO:SLAの目標値、SLI:SLOと実績の差分を示す内部報告書。
イ.SLI・SLO・SLAはいずれも顧客との契約書に記載される法的拘束力のある数値目標で、違反時は損害賠償の対象となる。
ウ.SREはソフトウェア開発者だけで構成されたチームで、インフラ担当は含まれず、コードによるインフラ自動化のみを担当する。
エ.SLI:サービスの信頼性を測定する具体的な指標(例:可用性・レイテンシ)、SLO:SLIに対してチーム内部で設定する目標値、SLA:SLOを顧客との契約として約束したもの。正解

解説

SLI・SLO・SLAは「信頼性の3段構造」。SLIは体温計(実際に測る値)、SLOは「体温37度以下を目指す」という内部目標、SLAは「もし38度超えたらお見舞い金を払います」という顧客との約束です。

なぜ エ が正解か

エが正解。SLI(Service Level Indicator):可用性(uptime)・レイテンシ・エラー率などサービス品質を定量化する指標。SLO(Service Level Objective):SLIに対してチームが設定する目標値(例:99.9%可用性)。SLA(Service Level Agreement):SLOを顧客と取り交わした契約上の約束(SLO以上の値で合意することが多く、違反時はクレジット返却など)。SLOはSLAより厳しく設定して内部のバッファを確保するのが定石。

なぜ ア は間違いか

SLI・SLO・SLAの役割が逆転している。SLAは顧客との契約であって測定指標ではなく、SLIが実測指標、SLOが目標値。SLIはSLOと実績の差分報告書でもない(それはエラーバジェット消費レポートに近い)。

なぜ イ は間違いか

SLO(内部目標)は法的拘束力のある顧客契約ではなく、チーム内部の目標値。また違反時の対応はSLAごとに異なり、必ずしも損害賠償ではなくサービスクレジット返却が一般的。

なぜ ウ は間違いか

SREはGoogleが提唱した職種・手法で、インフラ担当を排除する概念ではなく、開発者がインフラ・運用も担う組織モデル。コード自動化だけでなく、信頼性設計・インシデント対応・SLO策定なども担当する。

出典: AI生成問題(学習用)