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ソフトウェア

FTA(Fault Tree Analysis:フォールトツリー解析)の説明として正しいものはどれか。

ア.頂上事象(望ましくない最悪の結果)から原因を論理ゲート(AND/OR)で木構造に分解し、どの基本事象の組み合わせが頂上事象を引き起こすかを解析する演繹的(Top-Down)手法である。正解
イ.製品の各部品の故障モードを下位から順に列挙し、その影響を上位システムへと帰納的(Bottom-Up)に解析するFMEAと同一の手法である。
ウ.FTAはソフトウェアの静的解析専用ツールであり、ハードウェアシステムへの適用は難しい。
エ.FTAは定性的分析のみに使われ、確率計算による定量的評価には適用できない。

解説

FTAは「事故調査委員会が逆順にたどる」手法。「橋が落ちた(頂上)」から「なぜ?」「どの組み合わせで?」と原因のAND/ORツリーを下にたどっていく——FMEAが下から上ならFTAは上から下。

なぜ ア が正解か

アが正解。FTAは演繹的(Deductive)なTop-Down手法。①頂上事象(システム失敗の最悪シナリオ)を定義②ANDゲート(全条件が揃うと発生)・ORゲート(いずれか一つで発生)で原因を分解③基本事象(これ以上分解しない原因)まで展開④最小カット集合(頂上事象発生に必要な基本事象の最小組み合わせ)を求める⑤各基本事象の確率から定量的なシステム故障率を算出可能。

なぜ イ は間違いか

FMEAはBottom-Up(帰納的)手法。FTAはTop-Down(演繹的)手法。また「同一の手法」ではなく相補的な別手法として併用されることが多い。

なぜ ウ は間違いか

FTAはソフトウェア・ハードウェア・システムレベルすべてに適用可能。原子力・航空・自動車(STAMP/STPA等)で広く使われる。

なぜ エ は間違いか

FTAは定量的評価も可能。各基本事象に確率を付与すると、最小カット集合の組み合わせからシステム故障確率を計算できる。

出典: AI生成問題(学習用)