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ネットワーク

LAN間接続装置に関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア.ゲートウェイは、OSI 基本参照モデルにおける第 1 ~3 層だけのプロトコルを変 換する。
イ.ブリッジは、IPアドレスを基にしてフレームを中継する。
ウ.リピータは、同種のセグメント間で信号を増幅することによって伝送距離を延長 する。正解
エ.ルータは、MACアドレスを基にしてフレームを中継する。

解説

LAN接続装置は「どの層で何を見てるか」で役割が決まる。リピータは信号を「増幅する係」、ブリッジはMAC住所係、ルータはIP住所係、ゲートウェイは全層まるごと翻訳係、と覚えると混乱しにくい。

なぜ ウ が正解か

リピータはOSI第1層(物理層)の担当で、信号が遠距離を走るうちに弱ってくるのをそのまま増幅・再生して伝送距離を延ばす。マラソンの給水所みたいなもので、中身(フレームやIPアドレス)は一切見ずにひたすら「元気を回復させるだけ」。同種セグメント間限定なのも、信号の物理形式が合わないと増幅できないから当然の制約。

なぜ ア は間違いか

ゲートウェイは第1〜3層「だけ」ではなく、第7層(アプリケーション層)まで含む全層のプロトコルを変換できるのが最大の特徴。「第1〜3層だけ」というのはむしろルータ付近の話で、ゲートウェイをそこまで制限したら、異なるメール規格間の変換とかができなくなって看板に偽りあり状態になってしまう。

なぜ イ は間違いか

ブリッジが見るのはMACアドレス(第2層)であって、IPアドレスではない。IPアドレスを見るのはルータの仕事で、ブリッジとルータを丸ごと入れ替えてしまっている典型的な引っかけ。「IPを見るならルータ、MACを見るならブリッジ」と役割分担は完全に逆。

なぜ エ は間違いか

ルータが中継の根拠にするのはIPアドレス(第3層)であって、MACアドレスではない。MACアドレスで中継するのはブリッジ(スイッチ)の仕事。イとエはお互いの説明を交換し合っているので、「ブリッジとルータが履歴書を取り違えて面接に来た」状態と思えばよい。

出典: 基本情報技術者試験 令和6年 公開問題