メインコンテンツへ
経営戦略

コアコンピタンスを説明したものはどれか。

ア.経営活動における基本精神や行動指針
イ.事業戦略の遂行によって達成すべき到達目標
ウ.自社を取り巻く環境に関するビジネス上の機会と脅威
エ.他社との競争優位の源泉となる経営資源及び企業能力正解

解説

コアコンピタンスとは「うちにしかない必殺技」のこと。どのお店も持てない料理人の「秘伝のタレ+絶妙な火加減」のように、他社が簡単に真似できない固有の強みの源泉です。

なぜ エ が正解か

エが正解なのは、コアコンピタンスの定義が「他社との競争優位を生み出す、自社固有の経営資源と企業能力の組み合わせ」だから。AppleのデザインカルチャーとエコシステムをM社が一朝一夕に真似できないように、「持っているだけでなく他社が模倣困難」という点がポイントです。経営資源(人・技術・ブランド)+企業能力(ノウハウ・組織文化)がセットで初めて「競争優位の源泉」になります。

なぜ ア は間違いか

これは「経営理念」や「クレド」の説明で、会社の精神的な背骨にあたります。熱い信念は大事ですが、競合に勝てる能力の話とは別物——熱血だけでは試合に勝てません。

なぜ イ は間違いか

これは「経営目標(KGI)」の説明で、戦略の到達点のこと。「売上1兆円!」というゴールと、そこまでたどり着くためのエンジン(能力)を混同しないようにしましょう。

なぜ ウ は間違いか

これはSWOT分析の「機会(O)」と「脅威(T)」、つまり外部環境の話です。コアコンピタンスは内側の強みなので、外の景色を見ているウとは視点がまるで逆向きです。

出典: 基本情報技術者試験 令和6年 公開問題