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開発技術

アジャイル開発手法の一つであるスクラムにおいて、プロダクトバックログアイテ ムの内容や並び順を決定する役割をもつのは誰か。

ア.開発者
イ.顧客
ウ.スクラムマスタ
エ.プロダクトオーナ正解

解説

プロダクトバックログは「やること一覧+優先順位」の表。その表の編集権限を唯一持っているのがプロダクトオーナー(PO)で、他の誰も勝手に並び替えられない。

なぜ エ が正解か

スクラムでは、POが「何を作るか・どの順で作るか」を全権で決める役割を担います。開発者はその順番通りに実装するし、スクラムマスタはプロセスを守る番人なので、バックログの中身には口を出せません。レストランで言えばPOはメニューを決めるオーナーシェフ、開発者は厨房スタッフ、スクラムマスタは「調理手順を正しく守れているか」を確認するQC係です。

なぜ ア は間違いか

開発者は「どうやって作るか」のプロ集団ですが、「何を・何の順で作るか」はPOの仕事。現場の大工が設計図の変更を勝手に決めないのと同じです。

なぜ イ は間違いか

顧客の要望はPOが吸い上げてバックログに反映する、という構造なので、顧客が直接バックログを操作する役割はスクラムには存在しません。顧客の声はPOというフィルターを通って初めてバックログに載ります。

なぜ ウ は間違いか

スクラムマスタはスクラムのルールが正しく守られているかを見守る「プロセスの守護者」。バックログの内容や順番に介入し始めたら、それはもうスクラムマスタではなくPOの仕事を横取りしている状態です(それはそれで問題)。

出典: 基本情報技術者試験 令和7年 公開問題