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マネジメント・ストラテジ系は「翻訳」で取る

公開 2026年7月17日・約6分で読めます

マネジメント系とストラテジ系は、計算が苦手な人ほど得点源にできる分野です。 問われているのはほとんどが用語の意味と使いどころ。 つまりカタカナ語・略語を日本語に「翻訳」できれば解けます。

この分野の性質 — 知識と国語のハイブリッド

テクノロジ系と違って、深い仕組みの理解は要求されません。 その代わり、似た用語がたくさん出てきて、選択肢はその「似た者同士」で構成されます。 知っていれば10秒で解ける。知らなくても、 略語を分解して直訳すれば消去法で絞れる。この2段構えで挑む分野です。

翻訳のコツ: 略語は分解して直訳する

用語直訳一言でいうと
ROIReturn on Investment = 投資への見返りかけたお金がどれだけ返ってくるか
KPIKey Performance Indicator = 重要業績評価指標途中経過を測る数字
SLAService Level Agreement = サービス水準の合意「この品質で提供します」という約束
RFPRequest for Proposal = 提案の依頼ベンダーに「提案書をください」と出す文書

コツは、初見の略語でも英単語に分解してみることです。 RFI(Information)とRFP(Proposal)のように、 1単語の違いがそのまま意味の違いになっていることが多く、 分解できれば初見でも選択肢を絞れます。

混同ペアは「並べて、違いだけ」覚える

  • PERT図(アローダイアグラム) vs ガントチャート — PERT図は作業の「依存関係」を表し、クリティカルパスを見つけるための図。 ガントチャートは作業の「期間」を横棒で表すスケジュール表。 「どの順番でやるべきか」ならPERT、「いつ何をやるか」ならガントです。
  • 機能要件 vs 非機能要件 — 「何ができるか」が機能要件、「どれくらいの品質でか」(性能・可用性・保守性)が非機能要件。 「応答時間3秒以内」は機能っぽく見えて非機能、が定番のひっかけです。
  • BPR vs BPO — Rは Reengineering(業務の抜本的な作り直し)、Oは Outsourcing(業務の外部委託)。 自分で変えるのがBPR、外に出すのがBPOです。

計算は2つだけ押さえる

この分野の計算問題は種類が少なく、型を覚えれば安定して取れます。

  • 損益分岐点 — 「利益がちょうどゼロになる売上高」。 売上が1増えるごとに変動費も増えるので、 1あたりの取り分(1 − 変動費率)で固定費を回収すると考えます。 式は「固定費 ÷ (1 − 変動費÷売上高)」です。
  • クリティカルパス — PERT図で「最も時間のかかる経路」。 この経路上の作業が1日遅れると、プロジェクト全体が1日遅れます。 全経路の所要日数を足し比べるだけなので、落ち着けば確実に取れます。

直前期のコスパが高い

暗記比重が高い分野は、早く仕上げると忘れます。 攻略戦略の記事でも書いた通り、 試験2〜3週間前からの集中投下が効率的です。 プロジェクトマネジメント企業活動経営戦略あたりから 演習を始めて、間違えた用語を「翻訳表」に足していく進め方がおすすめです。

読んだら、解いて確かめるのがいちばん定着します。

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