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開発技術

図に示すとおりに作業を実施する予定であったが、作業Aで1日の遅れが生じた。各作業の費用増加率を表の値とするとき、当初の予定日数で終了するために掛かる増加費用を最も少なくするには、どの作業を短縮すべきか。ここで、費用増加率とは、作業を1日短縮するために要する増加費用のことである。

作業名費用増加率
A6
B4
C3
D2
E2.5
F2.5
G5
ア.B
イ.C
ウ.D
エ.E正解

解説

クリティカルパス上の作業だけが「工期短縮に効く薬」です。どんなに安くても、脇道の作業を早めても全体の完了日は1日も縮まりません。

なぜ エ が正解か

作業Aが1日遅れると、Aを含むパスが新たなクリティカルパスになります。このパス上の作業だけが短縮の候補で、選択肢のうちクリティカルパス上にあるのはB(費用増加率6)・C(3)・E(2.5)の3つ。E が2.5と最小なので、増加費用を最も抑えられます。

なぜ ア は間違いか

Bもクリティカルパス上にはありますが、費用増加率6はE(2.5)の2倍以上。正しい薬ではあるけれど、ジェネリックではなくブランド品を選んでしまった状態です。

なぜ イ は間違いか

Cもクリティカルパス上にあり「費用3」は一見悪くないですが、E(2.5)と比べると0.5高い。惜しいところで損をする、いつもの2番手です。

なぜ ウ は間違いか

Dは費用増加率2で一番安く見えますが、クリティカルパス上にない「脇道の作業」です。ここを1日短縮しても全体工期はびくとも動かない——値段につられて効かない薬を飲んだパターンです。

出典: 基本情報技術者試験 令和5年 公開問題