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マルチメディア

液晶ディスプレイなどの表示装置において、傾いた直線の境界を滑らかに表示する 手法はどれか。

ア.アンチエイリアシング正解
イ.シェーディング
ウ.テクスチャマッピング
エ.バンプマッピング

解説

ピクセルという「正方形のタイル」だけで斜め線を描こうとすると、どうしてもギザギザになる。アンチエイリアシングは境界部分のタイルを「中間色」に塗ることで、目の錯覚を使ってなめらかに見せる技術です。

なぜ ア が正解か

液晶の画面はピクセルという正方形の格子で構成されているので、斜め線を描くと階段状のジャギーが生まれます。アンチエイリアシングは、境界のピクセルに「完全な線の色」ではなく「背景色との中間色」を割り当て、人間の目に『なだらかな線』と錯覚させます。つまり「本当になめらかにした」のではなく「なめらかに見えるようごまかした」というのが原理で、これが核心です。

なぜ イ は間違いか

シェーディングは3Dオブジェクトに光と影をつけて立体感を出す技術で、「斜めのボールがリアルに見える」ための手法です。線のギザギザとは無関係で、むしろ彫刻家に仕事を頼んだのに大工が来た状態。

なぜ ウ は間違いか

テクスチャマッピングは3Dモデルの表面にレンガや木目などの画像を貼り付ける技術です。ジャギーを消すためではなく「のっぺらぼうな箱をリアルな木箱に見せる」ための仕組みで、ジャンル自体が違います。

なぜ エ は間違いか

バンプマッピングはオブジェクトの形を変えずに、法線ベクトルを操作して表面の凹凸感を演出する技術です。「実際には平らな壁を、でこぼこのレンガに見せる」魔法で、斜め線の滑らかさとは別次元の話です。

出典: 基本情報技術者試験 令和6年 公開問題