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企業活動

図は、製品の製造上のある要因の値xと品質特性の値yとの関係をプロットしたものである。この図から読み取れることはどれか。

ア.xからyを推定するためには、2次回帰係数の計算が必要である。
イ.xからyを推定するための回帰式は、yからxを推定する回帰式と同じである。
ウ.xとyの相関係数は正である。
エ.xとyの相関係数は負である。正解

解説

散布図の点の並びは「右下がり」のスロープ。シーソーみたいにxが上がるとyが下がる関係、これが負の相関のサインです。

なぜ エ が正解か

相関係数はデータの『傾き方向』を数値化したもの。点が左下→右上に並ぶと正、左上→右下(右下がり)に並ぶと負になります。この図は明らかに右下がりなので、相関係数は0より小さい=負。シーソーの片方が上がれば反対は下がる、あの感覚そのままです。

なぜ ア は間違いか

2次回帰(曲線フィット)が必要なのは、点の並びが『U字』や『逆U字』のようにカーブしているとき。この図は直線的な傾向なので、普通の1次回帰で十分です。ものさし一本で引けるなら、わざわざ定規を曲げる必要はありません。

なぜ イ は間違いか

『yをxで予測する式』と『xをyで予測する式』は、最小化する誤差の方向が違う(縦か横か)ので、基本的に別物です。一致するのはr=±1の完璧な直線関係のときだけ。「行きと帰りで最短ルートが同じとは限らない」感じです。

なぜ ウ は間違いか

正の相関は『右上がり』=xが増えるとyも増える関係。仲良く一緒に上がるペア向けの係数です。この図は逆方向なので、符号が真逆。惜しいようで、方向が180度違います。

出典: 基本情報技術者試験 令和6年 公開問題