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プロジェクトマネジメント

プロジェクトの進捗管理で用いるEVM(Earned Value Management)において、計画値(PV)が100万円、出来高(EV)が80万円、実コスト(AC)が90万円のとき、コスト効率指数(CPI)はどれか。

ア.約0.80
イ.約0.89正解
ウ.約1.11
エ.約1.13

解説

CPIは「1円使ったとき、何円分の仕事が進んだか」というコスパ指数です。90万円払って80万円分しか進んでいないなら、1円あたり0.89円分しか働いていない——財布は泣いています。

なぜ イ が正解か

CPI = EV ÷ AC、つまり「出来高 ÷ 実コスト」が公式です。80万円 ÷ 90万円 ≈ 0.889 ≈ 約0.89。1より小さいのでコスト超過中のサイン。「EVをACで割る」と覚えるより、「払った額に対して何円分の価値を生んだか」と考えると、どちらが分子かで迷わなくなります。

なぜ ア は間違いか

0.80はEV÷PV(80÷100)で、これはSPI(スケジュール効率指数)の値です。「進捗は計画の何割?」を測る兄弟指標で、コストではなく時間の話——試験で一番多い『兄弟を取り違え』ミスです。

なぜ ウ は間違いか

1.11はPV÷AC(100÷90)で、「計画額を実コストで割った」謎の割り算です。こんな指標は存在しませんが、もし存在したら「計画より安く済んでいる!」と喜ぶ場面で使えそう——現実はそうじゃないのに。

なぜ エ は間違いか

1.13はAC÷EV(90÷80)で、CPIの分子と分母をひっくり返した逆数です。1より大きいと「コスパ良い!」に見えますが、実態は赤字プロジェクト——逆さまメガネをかけたままPMBOKを読んでいる状態です。

出典: 基本情報技術者試験 令和5年 サンプル問題