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サービスマネジメント

ビッグデータ分析の前段階として、非構造化データを構造化データに加工する処理 を記述している事例はどれか。

ア.関係データベースに蓄積された大量の財務データから必要な条件に合致するデー タを抽出し、利用者が扱いやすい表計算ソフトウェアデータに加工する。
イ.個人情報を含むビッグデータを更に利活用するために、特定の個人を識別するこ とができないように匿名化加工する。
ウ.住所データ項目の中にある、“ヶ”と“が”の混在や、丁番地の表記不統一を、 標準化された表記へ統一するために加工する。
エ.ソーシャルメディアの口コミを機械学習によって単語ごとに分解し、要約を作り、 分析可能なデータに加工し、関係データベースに保管する。正解

解説

「非構造化→構造化」とは、バラバラな手書きメモの山をExcelの表に整理するイメージ。ソーシャルメディアの口コミ(自由なテキスト)を機械学習で解析してデータベースに格納する工程が、まさにそれです。

なぜ エ が正解か

口コミ文章は「何列目に何が入る」というルールがない自由テキスト=非構造化データ。これを機械学習で単語に分解・要約し、関係データベース(行と列が決まった構造)に保管することで、初めて集計・分析できる構造化データになります。「グチャグチャな日記帳」を「きれいな家計簿」に変換する工程、それがエです。

なぜ ア は間違いか

財務データは最初から関係データベース(構造化)に入っており、表計算ソフトに移しても「構造化→構造化」の乗り換えに過ぎません。棚から別の棚に移しただけで、片付けた気になってはいけません。

なぜ イ は間違いか

匿名化は個人情報をマスクする「プライバシー処理」であり、データの構造自体は変わりません。名前を「***」に変えても、表の列数は減りませんよね。

なぜ ウ は間違いか

住所フィールドはすでに「住所列」として構造化されています。「ヶ」と「が」の統一はデータクレンジング(お掃除)であって、非構造化を構造化に変える話ではありません。綺麗な字で書き直しても、日記が家計簿にはなりません。

出典: 基本情報技術者試験 令和6年 公開問題